心の思いが手に伝わって、手が様々な物を作り出します。美しい物、便利な物、可愛らしい物、楽しい物、驚く程の根気と集中力、そして繊細な心、根底には美への憧憬ががあるのでしょう。とても見応えのある展覧会となりました。暮の忙しさから逃れ、しばしお楽しみくださいます様お待ち申し上げております。
陶器 松元洋一
豪快にして繊細な陶器。
奈良・青蛾窯で土と火との対話を重ねる。
押し花絵 高橋照代
身辺の草花に愛を注いで、日常を美しく楽しむ押花絵。
椅子 八代繁広
浜辺に流れついた木を椅子やテーブル、オブジェに。
木地の暖かさが漂う遊木アート。
ビーズ織りブローチ 土屋美鈴
根気と集中力と、何よりもセンスが輝くビーズ織アクセサリー。
椿(省胎七宝) 近藤久野
半透明の美、儚さと華麗さと。七宝会の重鎮。
木の実や葉の人形 松井
民
憲
木の実や葉っぱが素材、可愛らしいドングリ人形の行列だ。
葉脈と木彫の人形 堀内薫 (Kao)
木を削り、葉脈や木の実など、山野の素材で
妖艶なドールを創る。
藍染と柿渋のバッグ 松田菊代
植物の生命を優しくしっとりとした色によみがえらせる草木染。
レースの額・ネックレス 水口栄子
ヴィクトリア女王が最も愛したというタティングレース。
今では出来る人も少ない貴重な手芸。
陶器 高晶子
おしゃれな陶器、港が見える丘の工房で創作に励む。