国際的にも評価の高い版画家 河内成幸(かわち せいこう)は現代という時代を鋭く抉り、独創的な画風で強力なメッセージを発信し続けております。
今回は日本最古の仏像といわれる奈良 新薬師寺の十二神将像(国宝)に魅せられ、木版画によって現代に蘇らせました。
これらの十二神将図に接していると、天平時代(1200年以上前)の人々の願いが、「現代にこそ」 と実に新鮮に感じます。環境破壊や政治不信、マネーゲームなどなど、虚偽に満ちた利己的な現代社会を叱咤している様に思え、また激励し、護ってくれる様な気持になります。迫力と威厳に溢れ、仏教的な宇宙感に満ちた十二神将図をはじめ、見応のある作品30点を展示いたします。
全作品のうち一部をご覧下さい。
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サンタラ
珊底羅大将(91.0×60.7cm)
¥210.000(シートのみの価格)
自然の枠組み
¥126.000(シートのみの価格)
バサラ
伐折羅大将(91.2×60.3cm)
¥210.000(シートのみの価格)
黄金の国
¥126.000(シートのみの価格)
- 河内成幸略歴
- 1948年 山梨県生まれ、多摩美術大学卒業、文化庁在外研修派遣によりニューヨーク・コロンビア大学に留学、現在日本版画協会常務理事
日本版画協会展最優秀賞('76年)、東京国立近代美術館賞受賞('78年)、第6回ノルウェー国際版画 ビエンナーレ最高賞('82年)、第4回カリフォルニア国際版画展最高賞受賞('83年)、その他多数受賞
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- パブリックコレクション
- 東京国立近代美術館、大英博物館、ノルウェー国立美術館、神奈川県立近代美術館、ワシントンDC国会図書館、スコビエ現代美術館、その他内外の主たる美術館など30以上