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民族の歴史、文化から新たなエネルギーを・・・
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今年も最高品質のミーリー工房の絨毯をはじめ、厳選されたイラン各地の絨毯とキリムを皆様にご紹介出来ます事は喜びであり、誇りに思います。
民族の文化そのものである絨毯の歴史は4000年を遡りますが、その絨毯を日本の玄関なり座敷にスッと置く、或いは壁に掛けてみると、全く違和感がなく、ずーっと以前からそこに在った様な気がしてまいります。
本物というものは不思議なもので、絵もそうですが、絨毯も癒しやエネルギーを貰えます。
5年前にミーリー絨毯に出会い、日常使ってみて、一層その思いを強くしました。
眼福という言葉がありますが、見るだけでも本当に楽しい催しです。
秋の一日、どうかお楽しみ下さいます様ご案内申し上げます。
2006年9月 画廊主 高橋嬉文
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右:ラズィー・ミーリー氏
1820年創業のペルシャ絨毯の名門ミーリー工房の5代目代表。合成染料と機械化、
模倣により商業化する絨毯産業に対して、伝統文化の崩壊につながるという危機感を持ち、
手紡ぎ、草木染め、手織りの伝統的技術を復活させ、世界各地に残る古典的絨毯を復元して
昔以上の作品を生み出した。それはミーリールネッサンスとも評され、世界的名声を得た。
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左:アリ・ソレマニエ氏
イランで4代に亘り絨毯に携わる家に育つ。少年時代に来日、
京都の大学で繊維学を学ぶ。すぐれた専門家の目で、厳選
した絨毯の紹介に勤める一方、2004年渋谷区立松涛美術
館での「ペルシャ絨毯の世界展」、2006年中近東文化セン
ター(三鷹市)での「中近東の織物展」などを通じて、日本と
イランの文化交流に尽くしている。ミーリー絨毯を最初に日
本に紹介、現在千代田トレーディング(株)社長。
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